~介護職を目指すあなたへ、ケアリーちゃんと一緒に解説~
はじめに:介護職を目指す人へ
介護の世界に一歩踏み出すとき、最初にぶつかるのが「資格、いろいろありすぎて何から取ればいいの?」という壁です。この記事では、そんなあなたのために「介護職員初任者研修」と「実務者研修」の違いを徹底解説します。

ナビゲーターは、介護のお仕事が大好きなケアリーちゃんです。

こんにちは!ケアリーです。資格って聞くとちょっと構えちゃうけど、わたしと一緒なら大丈夫!現場で役立つ知識、しっかり解説していきますね♪
介護職員初任者研修とは?
まずは、介護職への“入門資格”ともいえる「介護職員初任者研修」から見ていきましょう。

「初任者研修は、介護の基礎をまるっと学べる講座だよ。
初任者研修を修了すれば、訪問介護や施設等の現場でも働けるようになるよ。
初任者研修の概要
- 対象者:未経験者・無資格の人でもOK
- 期間:130時間(最短1か月~3か月程度)
- 内容:
- 介護の基本
- コミュニケーション技術
- 身体介護の実技(食事・入浴・排泄など)
- 修了評価:筆記試験(合格率は高め)
この資格があると、訪問介護でも「身体介護」ができるようになります。
実務者研修とは?
次は、ステップアップ資格である「実務者研修」について。

実務者研修は、もっと深く介護を学ぶことができる中級レベルの研修だよ。
将来”介護福祉士を目指すなら”絶対に通る道です!!
実務者研修の概要
- 対象者:初任者研修修了者 or 無資格者(両方可)
- 期間:450時間(最短6か月程度)
- 内容:
- 医療的ケア(たん吸引・経管栄養の基礎知識)
- サービス提供責任者の役割理解
- より実践的な介護知識と倫理
- 備考:介護福祉士国家試験の受験には必須
比較表:一目でわかる違い
項目 | 初任者研修 | 実務者研修 |
---|---|---|
受講対象 | 介護の入門資格 (初心者向け) | スキルアップしたい人 介護福祉士を目指す人 |
総研修時間 | 9科目(130時間) | 20科目(450時間) |
修了までの期間 | 1~3ヶ月 (通学or通信+通学) | 6ヶ月(通信+スクーリング) |
学べる内容 | 基本的な介護の知識と実技 | 介護福祉士に必要な知識とスキル |
修了試験 | 筆記試験(難易度は低め) | 筆記・レポート・実技(難易度はやや高め) |
訪問介護での仕事の範囲 | 身体介護が可能 | サービス責任者になれる |
医療ケアの学習 | なし | あり(たん吸引・経管栄養の基礎知識を学ぶ) |
介護福祉士受験対象 | 受験資格なし | 受験資格あり |
資格取得後の役割 | 現場での基本的な介護 | 現場の中級スタッフ、指導的立場も可能 |
受験費用の目安 | 約5万~10万円 | 約10万~20万円 |

初任者研修と実務者研修の2つを比べてみると
初任者研修はスタート地点、実務者研修は次のステージって感じだね。
どちらから取るべき?キャリアの進め方
ステップアップの王道ルート
- 未経験なら → まずは初任者研修
- 経験を積んだら → 実務者研修へ進む
- その後 → 実務経験3年+実務者研修修了で介護福祉士国家試験に挑戦!

初任者研修を受けずに実務者研修から始めることもできるけど・・・・
未経験の人は初任者研修から始めるのが一番だよ!!
いきなり450時間は、ハードかも!!
自分に合った一歩を踏み出そう
介護の現場では、資格があることでできる仕事の幅が広がります。まずは“自分に合った入り口”を見つけて、少しずつステップアップしていくのが成功のカギ。

はじめの一歩は、いつだってドキドキするもの。あなたのやさしさは、きっと誰かの力になります!わたしも応援してるよ!
次回予告
次回は「介護職に資格は必要?無資格から働くために知っておきたいこと」について解説予定です。お楽しみに!