こんにちは。
今回は「無資格から始める介護職シリーズ」の最終ステップ、
介護福祉士について詳しく解説していきます。
介護福祉士は、介護職における“国家資格”。
現場での実践力と専門性の証であり、キャリアアップの大きなゴールのひとつです。
1. 介護福祉士とは?
介護福祉士は、厚生労働省が認定する唯一の国家資格を持つ介護の専門職です。
施設や在宅、医療現場など、あらゆる介護シーンでリーダー的な役割を担います。

介護福祉士は、”介護職のプロフェッショナル”!!
チームの中心として活躍する、頼れる存在なんだよ!
2. どんな仕事をしているの?
- 身体介助(入浴・排泄・食事など)
- 認知症ケアや生活リハビリ
- 介護記録の作成・チームとの連携
- 初任者や無資格職員への指導
- 家族への説明・相談援助
- 医療職・多職種との連携
3. 介護福祉士になるには?
以下のルートで国家試験に合格する必要があります:
- 実務経験3年以上(かつ540日以上の従事)
- 実務者研修を修了する
- 国家試験(筆記)に合格
従業期間・従事日数受験資格となる実務経験は、現に就労した期間・日数が次のとおり必要です。従業期間・従事日数の要件は、両方とも満たす必要があります。なお、従業期間・従事日数は試験実施年度の3月31日まで通算することができます。
引用:公益財団法人 社会福祉振興・試験センター
試験は年1回(1月頃)で、合格率は70%前後です。
4. 国家資格を取るメリット
メリット | 内容 |
給与アップ・資格手当 | 施設によって月1~2万円の手当がつくことも。 |
昇格・キャリアアップの道が開ける | リーダー・主任等への昇進も期待できる。 |
専門性の証明 | 医師・看護師などの多職種連携がしやすくなる。 |
転職・再就職で有利 | 求人で「介護福祉士優遇」と書かれている場合多数 |
利用者・家族からの信頼を得やすい | プロとしての安心感を持たれる。 |

国家資格って聞くと難しそうだけど、ちゃんと積み上げてきた人なら大丈夫!
介護福祉士は”やりがい”と”将来性”もある資格だよ。
5. 勉強のコツとおすすめ対策
- 実務での経験を知識とつなげるのが合格の近道
- 過去問・模擬試験を何度も繰り返す
- テキストは1冊に絞る
- 通信講座や動画講義も活用
- 早めのスケジュール管理がカギ!
◆まとめ
- 介護福祉士は、唯一の介護系国家資格
- 多職種連携や指導者としての活躍も期待される
- 実務経験と実務者研修を経て、国家試験に合格する必要あり
- 資格手当や昇進など、待遇アップにも直結!
次回予告
「無資格から始める介護職シリーズ」は今回で完結です。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
そして次回は
「認知症を知る・認知症となにか?」
認知症ってどんな病気? アルツハイマー型とその他の違いって? 認知症の人との関わり方のポイントは? 家族や介護職ができる支援とは?
そんな疑問を、介護ブログの案内役「こひなちゃん」と一緒に介護に携わるすべての方に役立つ情報をお届けする予定です。
どうぞお楽しみに!